Project W24

DESIGNER / A.KANAI & T.TAKAHASHI

従来の木製ボートとは一線を画した新しいタイプのボートとして登場したのがこのW24です。このプロジェクトは、木造船づくりに強い情熱を持っていた梅川氏が、自分のコンセプトを持って連絡を取ったことから始まりました。梅川さんは、長年勤めていた木造船の会社を退職し、その情熱を実現させるために、様々な話をしながら、このプロジェクトを進めていきました。そして、何度も話し合いを重ね、FRPボートのような軽さと楽しさを兼ね備えた帆走性、木の良さを意識させ、伝統的な木の雰囲気を持ちながらも先進的な技術を駆使したかっこいいデッキ形状を持つ木製ボートを作ることを決意しました。1年後には最終設計案が作成されました。

船体とアペンデージはCFDによる集中的な検討が行われました。深いT字型のバルブキールを採用。マストと舵はカーボン製。ABSルールに準拠した構造となっており、オフショアでの航行を可能にしています。内部のストリンガーが木製ボートの美しさを物語っています。建造方法には、バキュームバッグ工法によるコールドモールドを採用し、軽量で剛性の高い船体を実現しています。船体はエポキシ樹脂で積層された3層の木材で構成されています。
船内は壁に和紙を貼って木の風合いを感じさせています。両サイドのバース以外は固定された内装はなく、自由に船内をアレンジすることができます。エンジンは内側にも外側にも配置できます。

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